内部統制システム構築に関する基本方針
内部統制システム構築に関する基本方針
平成22年12月1日制定
株式会社JAライフクリエイト福島(以下「当社」という)は、当社の役員及び社員が、「経営理念」に定める「JAグループの一員としての、生産者と消費者を結ぶ懸け橋機能構築」「組合員・消費者の健康で豊な暮らしの創造」「誠実を基本に組合員・消費者へ安全・安心な商品とより良いサービスの提供」の実現と「社員行動基準」に基づく事業活動を展開するため、以下のとおり基本方針を定め、体制を整備し運用するものとする。
1.執行体制の整備について
1.取締役及び社員の職務の執行が、法令及び定款等に適合することを確保する体制
- 1.当社は、取締役及び社員が関連法規及び定款等を遵守し、倫理観をもって事業活動を行う職場風土を構築するため、規定、規則等を制定するとともに「全農グループ役職員行動規範」に基づき業務遂行する。
- 2.当社は、コンプライアンスに関して、通常の業務ルートとは別にコンプライアンス相談窓口やヘルプライン等の通報体制を整備する。
- 3.当社は、制定した行動規範、規定、規則等を職場内で周知徹底するとともに、実践的運用を行ない、コンプライアンス計画に基づき定期的な社員教育を行う。
2.取締役及び社員の職務の執行に係る情報の保存・管理に関する体制
- 1.株主総会資料・取締役会資料等の管理対象文書は、保存部署、保存期間、管理方法等を定めた文書管理に係る規則等を制定し取締役及び社員の職務の執行に係る情報を適切に保存・管理する。
3.損失の危険の管理(以下「リスク管理」)に関する規定及びその他の体制
- 1.当社は、リスク管理に関する基本的事項を定めた規則等を制定し、リスクの顕在化を未然に回避すること、リスク事案が発生した場合の対応策を事前に準備することなど、損害・損失または社会的信用への影響を最小限にとどめることを目的に、リスクの把握や管理を行う。
4.取締役及び社員の職務の執行が、効率的に行われることを確保するための体制
- 1.当社は、取締役及び社員の職務が効率的に行われるために「取締役会規程」「職制規程」を制定し、取締役会において業務を執行するための基本方針や重要事項を決定するとともに、社員は職制における職務権限を明確化し、業務分掌・業務手順等に基づき業務遂行する。
- 2.「経営検討会」「営業所長会議」「部課長会議」等を適宜開催し、基本方針や重要事項の決定に基づき、効率的に業務を執行する。
5.取締役及び社員の業務の適正を確保するための体制
- 1.当社は、全農グループ関連事業に関する規定、規則等に準拠し業務遂行する。
- 2.当社は、「全農グループ役職員行動規範」はもとより「経営理念」「社員行動基準」を基本として業務遂行する。
2.監査役監査の整備について
1.監査役がその職務を補助する社員を置くことを求めた場合の当該社員に関する体制
- 1.監査役は、会社代表者と定期的会合を実施するとともに、監査役監査の環境整備、取締役との意思の疎通、監査に必要な情報収集、補助者の人数等について協議する。
2.監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
- 1.当社は、監査役の職務の執行が効率的に行われるため「監査役監査規程」を定める。
- 2.監査役は、重要な意思決定の過程及び業務の執行状況を把握するために、株主総会及び取締役会等の重要な会議に出席する。
- 3.監査役から関係書類等の提出要請を受けた場合は、速やかに当該書類を提出するとともに改善指示等に従う。
3.取締役及び社員の監査役への報告に関する体制
- 1.監査役の要請に応じて、取締役及び社員は職務執行状況等の報告を行う。
- 2.取締役及び社員は、重大な法令・定款違反及び不正行為の事実、または当社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実を知った場合は、速やかに監査役に報告する。
以上